2022年9月19日月曜日に、ウクライナのハリコフ州にて、ロシアとの国境付近のプルディヤンカで、4人のウクライナ軍兵士の死体が横たわっている場所で、ウクライナ軍兵士が、その死体を白袋に入れた。殺害された4人のウクライナ軍兵士は、草むらに横たわり、寝袋や食料の缶詰(一部は開封済み)が周囲に散らばった。木の下には、彼らの車両が榴散弾によって粉砕され、引き裂かれて、何カ月も前に4人は死んでいた。その他に戦車にひかれた死体もあった。破壊された装甲車にも兵士の死体があり、弾薬の箱や装備品が散乱した。
ロシア国境に近いプルディヤンカ地域は、_ロシア軍のウクライナ侵攻があった2022年6月頃から、数カ月にわたり激しい戦闘が繰り広げた。高台にあるプルディヤンカ地域は、ロシア軍の大砲がウクライナの第2都市ハリコフを容易に攻撃できる重要拠点にあった。血みどろの熾烈な戦闘で、戦車や砲撃のほか、接近戦も勃発した。ロシア軍は、蟻のように押し寄せた。ロシアの猛攻に遭い、一時ウクライナ軍は、地雷原と沼地を通って退却した。ウクライナ軍の猛烈な反撃により、プルディヤンカ地域を奪還した。ロシア軍は国境を越えて撤退した。
その後になって、生存したウクライナ軍兵士らが、戦場に散乱したウクライナ軍やロシア軍の兵士の死体を回収できた。ロシア軍の戦車が焼け、車輪からキャタピラが吹き飛ばされ、戦車の中からロシア軍兵士の死体を見つけ、ハリコフの死体公示所に運搬した。だ。兵士の家族には、死体回収が最終的な検死となる。死体の身元がDNA検査で検死できれば、死体の回収を家族に知らせ、生還する希望が失われる。
9月19日に行われた死体回収作業では、証拠写真を撮り、死体袋を開け、生存しているウクライナ軍兵士たちが周囲や遺体にブービートラップや地雷が監視した。戦死したウクライナ軍兵士の一人の手には手榴弾を持っていたが、迫撃するロシア軍に投下する暇がなかった。爆発物の捜索が終了後に、軍服のポケットから身分証明書や所持品を取り出し、ビニール袋に入れて、腐乱した死体を死体袋に詰めた。死体袋はジッパーで閉じられ、番号が振られ、ぬかるんだ道で待っているトラックまで運搬した。
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